MLM歴20年以上経験した私が業界の動向について本音で話します
この記事ではこんなことがわかります
「ネットワークビジネスは時代遅れ?」MLMのプロが語る業界の真実
あなたはネットワークビジネスは時代遅れだと感じますか?
ネットワークビジネスは、インターネットが普及するよりも古く、日本では1963年から存在しているビジネスモデルです。
そのため、一部の人々からは時代遅れであると言われることもありますが、実際のところはどうなのでしょうか?
MLM歴20年以上のプロが、今のネットワークビジネス事情について本音で語ります。
この記事では、私自身の経験を踏まえつつ、ネットワークビジネスが時代遅れではない理由や、業界の進化を具体的な事例で紹介し、ネットワークビジネスがどのように変化し、進化しているのかを解説していきます。
これを読めば、あなたもネットワークビジネスの真の魅力を理解し、時代遅れという誤解が解けることでしょう。
ネットワークビジネスが時代遅れと言われる理由
現代は昔と違い、インターネットが普及し、様々な稼ぎ方ができるようになったこともあり、昔からあるネットワークビジネスには”時代遅れ”というイメージを持っている人も多いです。
特に時代遅れと言われる理由には以下のようなものがあります。
口コミでの勧誘がメインである
ネットワークビジネスは口コミで会員を広げていくビジネスモデルであり、現在もやはり口コミでの勧誘がメインです。
インターネット広告が主流となっている現代において、対面での口コミというのはどうも古く感じてしまう人も多いようです。
年配の方が多い
ネットワークビジネスは、日本では60年以上前から存在するビジネスモデルであり、当然その時から携わり成功してきた人は年配の方が多いです。
特に最近では、少子高齢化もあいまってネットワークビジネスユーザーの平均年齢も上がってきているのは事実です。
こうしたことから、ネットワークビジネスは古臭く時代遅れと感じてしまう人もいるようです。
過去の悪質業者によるトラブルでイメージが悪い
ネットワークビジネスは過去に悪質な企業や個人による違法行為なども多くあり、そうした報道や情報を見たことでネットワークビジネス全体に対する信頼が失われ、時代遅れというレッテルが貼られることもあります。
しかし、ネットワークビジネスは一部の悪質な行為があるからといって、全体が時代遅れというわけではありません。
特に最近では、昔と比べて多くの企業法令遵守を徹底するように教育しており、合法的で倫理的な方法でビジネスを展開しており、数々の成功事例も生まれています。
ネットワークビジネスが時代遅れではない理由
ネットワークビジネスは昔から変わらないところもあれば、時代に合わせて変わってきたことも非常に多いです。
ネットワークビジネスが時代遅れではないと考える理由には以下のことが挙げられます。
営業手法としての本質は変わらない
近年では、インターネット上で商品やサービスを宣伝して、売上が上がることで報酬が得られるアフィリエイトは盛んに行われていますが、ネットワークビジネスはオフラインでのアフィリエイトと言えるでしょう。
特にここ最近になって、You TubeやSNSで活躍するインフルエンサーによるアフィリエイトが盛んに行われていることを見てわかるように、人は「誰が言ったのか」「誰からの紹介か」ということを重要視する傾向にあります。
実はこれは、ネットワークビジネスでも全く同じことが言えます。
ネットワークビジネスは信頼関係のある相手から伝えられることで、ビジネスに興味を持ち参加を決めることがほとんどです。
オンライン(インターネット)で不特定多数の人に呼びかけるか、オフライン(実世界)で信頼関係のある相手に呼びかけるかの違いなだけです。
つまり、営業手法としての本質は今も昔も変わっておらず、ネットワークビジネスの営業手法は決して時代遅れなものではないと考えられます。
時代に合わせて変化した営業手法
ネットワークビジネスが時代遅れではない理由の一つは、営業手法が時代に合わせて変化し進化していることです。
スマホの普及やSNSの発展により、営業手法やコミュニケーションの方法、セミナーの在り方など日々時代に合わせて変化しています。
今はどのような手段を用いられているかについては後ほど詳しく説明します。
売上実績は伸びている
ネットワークビジネス市場は、日本においては、昔と比べると全体の売上高は下がってきていますが、実は近年で見ると3年連続で売上は伸びています。
年 | 売上高 | 評価会社数 |
---|---|---|
2020 | 6206億7400万円 | 124社合計 |
2021 | 6342億2700万円 | 122社合計 |
2022 | 6361億8600万円 | 121社合計 |
特にコロナ禍の影響で、対面せずともビジネスに参加できる環境が整ったり、またグローバル化が進み、昔よりも海外への紹介も容易になったこと等が挙げられます。
このことからも、一部ではネットワークビジネスが再注目されており、今後にも期待できます。
時代とともに変化したネットワークビジネスの営業手法
ネットワークビジネスの営業手法は、時代の変化とともに常に変わり進化し続けています。
特にここ数年の進化は著しく、最近では以下のように変化しています。
SNSやWebを使った集客
SNSやウェブサイトの発展により、対面での勧誘に頼らずに集客が可能となりました。
ネットワークビジネスの会社によっては、未だにネットを活用することを禁止している会社もありますが、多くの会社では時代に合わせてSNSやWebでの活動を許可するようになりました。
SNSやWebをいち早く取り入れたのが「モデーア」という会社であり、2015年には「ソーシャルリテール」という新たな流通形態を提唱し、業界でもいち早くネットの活用を行ってきました。
商品を利用した会員が『製品の良さ』や 『リアルな使用感」といった口コミをSNS上で発信し、カスタマーの輪を広げていくビジネス手法の一種。
オンラインセミナーの活用
ここ数年はコロナ禍で対面でのセミナーができなくなった影響もあり、ネットワークビジネス業界ではオンラインセミナーやウェビナーを積極的に行う企業が増えました。
これにより、遠方の人や時間の制約がある人でも簡単に参加でき、効率的にビジネスを展開することが可能となりました。
ここ数年で一気にセミナーの在り方が変わりました。今では年配の方でもセミナーのためにZoomを使うのが当たり前になっていて、時代の変化を感じています。
LINEグループ等での情報共有
昔は、セミナーやミーティングなどの皆が集まる場所で情報共有やサポートが行われていましたが、近年ではLINEグループやSlack等で組織内の情報共有やサポートを行うように変化してきました。
これにより、メンバー間のコミュニケーションが円滑になり、今までよりも迅速な対応が可能となりサポート体制も向上しました。
ネットワークビジネスの今後の展望
ネットワークビジネスが時代遅れではない理由をご紹介しましたが、ここではその今後の展望についてお話しします。
時代の変化に対応し、新たな技術や手法を取り入れ続けることで、ネットワークビジネスはさらなる成長が期待できます。
常に変化する業界環境への適応
ネットワークビジネス業界の環境は絶えず変化しており、その変化に適応する必要があります。
様々な市場があり、消費者のニーズや行動パターンが変わる中で、柔軟な戦略と独自の価値提案を持ち続けることが重要です。
最近では、ネットワークビジネスとアフィリエイトを融合させるような試みを行っている会社も出てきていますが、このような挑戦も今後は必要になってくると感じています。
新しい技術や手法の継続的な取り入れ
ここ数年のコロナ禍で、様々な会社でオンラインセミナーに活用されるようになったように、新しい技術や手法の導入は、ネットワークビジネスの進化を加速させます。
特に近年では、ブロックチェーン技術やAI技術など進化も著しく、今後はこうした技術をいかに早く取り入れられるかが注目されます。
グローバル市場への展開
先程も少し触れましたが、オンラインセミナーが導入されるようになってから、ネットワークビジネス業界のグローバル化は格段に進むようになりました。
特に、最近出てきた新しいネットワークビジネスの会社の場合、全世界的に同時展開しているケースも見られ、そのなかでも東南アジアを始めとする海外に紹介できている人は成功しているケースが多いです。
このように、今後は海外へ展開できるような人が重宝され、全体的にもそうした流れになっていくと感じています。
ネットワークビジネスは時代遅れなのか まとめ
この記事では、MLM歴20年以上のプロが、ネットワークビジネスが時代遅れではない理由や、業界の進化を具体的な事例で紹介し、ネットワークビジネスがどのように変化し、進化しているのかを解説しました。
ネットワークビジネスで行われている口コミによる営業は、時代遅れなどではなく、今でも有効な営業の本質です。
また、新しい技術を常に取り入れて、時代に合わせて営業手法も変化し続けている点や、ここ数年は売上高も伸びていることなどからも時代遅れではないことがわかります。
今後もネットワークビジネス業界は時代に合わせて進化していくことが期待できるでしょう。
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